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2021年3月期業績

相模ゴム工業、ヘルスケア事業は減収減益

工業用品 2021-05-19

 相模ゴム工業の2021年3月期業績は、売上高が55億8,600万円で前期比14.9%減、営業利益が11億7,100万円で同9.6%減、経常利益が10億2,500万円で同23.3%減、純利益が5億9,800万円で同33.7%減となった。

 セグメント別にみると、ヘルスケア事業は売上高が42億2,900万円で同14.9%減、営業利益が15億300万円で同9.7%減。「サガミオリジナル0.01」の輸出売上高が伸長したものの、新型コロナウイルス感染症の世界的な再拡大の影響によるマレーシア工場の生産および出荷停止ならびに港湾などの物流の停滞による売上高の減少を通期で挽回できず、減収減益となった。

 プラスチック製品事業は売上高が11億5,200万円で同13.5%減、営業利益が9,300万円で同17.1%増。衣料関連向けは低迷となったが、食料品向け包装フィルムは堅調に推移した。

 入浴・介護サービスおよびその他の事業は、売上高が2億400万円で同22.2%減、営業損失が9,300万円(前期は1億600万円の損失)となった。

 2022年3月期通期業績予想は、売上高56億円で前期比0.2%増、営業利益12億円で同2.4%増、経常利益12億円で同17.0%増、純利益8億円で同33.8%増を見込んでいる。

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