伊藤社長「変わりゆく未来ターゲットにした準備必要」
吉野ゴム工業、新春決起大会をリモート開催
工業用品 2021-01-18
吉野ゴム工業は1月5日、新春決起大会を開催した。当日は本社、丹波篠山工場などから同社役員・社員、協力会社代表などがそれぞれオンラインで参加した。新型コロナウイルス感染拡大を考慮し、リモートでの開催とした。

あいさつする伊藤吉秀社長
決起大会の冒頭、伊藤吉秀社長があいさつに立ち「前年度の第58期は、コロナで世界中が大混乱に陥るなか、当社は感染者を出すこともなく、ほぼ計画通りの業績を残すことができた。しかしながら、今期は当社の業績にもコロナの影響が現れている。まずは感染予防に十分注意をしながら、経済との両立、業務・サービスの維持と業績、特に利益の確保に注力していく。
我々の真の危機はアフターコロナにあることを意識しなければならない。『変わりゆく未来』をターゲットにした準備が必要だ。SDGsやESGといったキーワードに適合した、新たな市場の開拓や新製品の展開、また、あるべき社会の体制を模索していく。そのために、今期は新たに『新規事業、新規製品を開拓・深耕する専任担当』と『新規製品の取り扱いを加速するための全社目標』を設定した。
新しいチャレンジには苦労がつきものだ。今まさに、新規事業で大変な困難に直面しているものもあるが、ここを乗り越えなければ次のステップには進めない。私自身、引き続き強い意志を持って取り組んでいくので、皆さんもそのつもりで協力して欲しい」と決意を述べた。
続いて来賓を代表して、●永銓の林季進董事長、和承R&Aインダストリアル事業部の朴東鎬事業部長があいさつした。
そのほか58期と59期入社社員のあいさつ、永年勤続賞、功労賞、工夫改善賞などの表彰が行われた。最後に伊藤亨会長があいさつし「人間は絶好調と思う時ほど、危険が迫っている、すでにピンチに陥っていると認識して欲しい。好調な時ほど、何か起こるかもしれないと警戒すべきだ。コロナが蔓延し世界中が大変な状況にあるが、ピンチはチャンスととらえ、力を発揮して欲しい。人間は困らないと、前進できない。この難局を乗り越えてこそ明日がある」と激励した。
※吉野の吉は土に口のつちよし、●=金が3つの「キン」
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