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企業文化と経営戦略の両輪により本格的成長をめざす

𠮷野ゴム工業、新年決起大会を開催

工業用品 2024-01-15

 𠮷野ゴム工業は1月5日、大阪市福島区のホテル阪神大阪で新年決起大会を開催、同社役員・社員、協力会社代表など合わせて約170人が出席した。

あいさつする伊藤吉秀社長


あいさつする伊藤亨会長


 冒頭、伊藤吉秀社長があいさつに立ち「当社の経営戦略は差別化戦略であり、私はそれを『𠮷野ブランド』と呼んでいる。具体的には『ユニーク』『現場に強い』『早い』という3つを掲げている。当社の社員は、これを十分に理解し日々の仕事に取り組んでくれている。

 この𠮷野ブランド戦略をさらに強くする土台が『みんなが集まってワイワイやる』という、当社の企業文化であるなら、コロナ禍が明けた今こそ、企業文化と経営戦略の両輪により、本格的成長をめざせる時期が来たといえる。

 昨年度の業績は、ベルト製品、メンテナンス工事、新事業の売上高・利益が伸長し増収増益となった。新卒社員と即戦力社員が新たに加わり、ベルト加工の協力工場も増えて、業容も拡大している。SDGs宣言やユースエール認証の取得など新しい取り組みにもチャレンジできた。課題も沢山あるが、さらに大きな期待感をもって新しい1年に臨みたい」と決意を述べた。

 続いて来賓を代表して、台湾企業HYCの林季進会長が「𠮷野ゴムとHYCは単なるビジネス関係だけでなく技術と知恵の交流・協力を行うパートナーだ。今後も協力関係をさらに強化し、一致団結して発展していきたい」と、韓国企業 和承コーポレーションのヘォ スンリョン社長が「𠮷野ゴムとパートナーになり今年で14年目になるが、技術的な協力も得て仕事が順調に進み感謝している。今年も新たなチャンスをつくれるように協力していく。両社の発展的な関係が30年、40年と継続することを願っている」とあいさつした。

 懇親会では、和太鼓による演奏も行われ盛り上がった。

 懇親会の最後に伊藤亨会長が「理屈よりも実行、理論よりも実践、それを常に心に抱き続けて、チャレンジし続けて欲しい。今年も前を向き、上を見上げて、邁進していこう」とあいさつし散会した。

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