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2021年3月期第1四半期業績

住友理工、コロナの影響で事業利益以下赤字に

工業用品 2020-08-03

 住友理工が7月31日に発表した2021年3月期第1四半期(4~6月)業績(IFRS)は、売上高が653億8,400万円で前年同期比43.4%減、事業損失が80億4,300万円(前年同期は20億4,200万円の利益)、純損失が73億8,100万円(同7億9,300万円の損失)だった。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により国内外で売り上げが大幅に減少、事業利益以下は赤字となった。

 セグメント別では、自動車用品は売上高が530億円で同47.5%減、事業損失が82億円(同18億円の利益)。日本は緊急事態宣言による消費意欲の冷え込みと需要低迷により減収減益。米州、欧州およびタイ、インドもロックダウンなどによる経済活動の制限で自動車の販売・生産台数が減少し減収減益。唯一、中国は政府による補助金などの政策もあり、販売・生産台数が回復傾向。ただ、為替換算のマイナス影響(円高・人民元安)により売上高、利益とも横ばいとなった。

 一般産業用品は売上高が124億円で同15.0%減、事業利益が1億円で同48.8%減。高圧ホースは中国地域以外では売り上げが減少したものの、中国では新型コロナの影響で抑制されていた需要回復を背景に販売・生産台数が増加。売上高は横ばいだったが、収益改善活動効果も出て利益は増益となった。プリンターおよび複写機向け機能部品は、新型コロナの影響でオフィス向けのプリンターや複写機などの出荷台数が減少したことで減収減益となった。

 2021年3月期業績を発表
 住友理工は同日、新型コロナの影響で未定としていた2021年3月期第2四半期および通期業績(IFRS)予想を発表した。主力の自動車用品事業は、感染拡大防止措置に伴う消費意欲の冷え込みや、各地域での生産調整が相次いだ結果、前期実績を大きく下回る見込み。

 ■2021年3月期第2四半期業績予想
 売上高=1,600億円(前年同期比30.2%減◇事業損失=99億円(前年同期は52億2,800万円の利益)◇純損失=131億円(同2億9,600万円の損失)

 ■2021年3月期業績予想
 売上高=36,00億円(前期比19.1%減)◇事業損失=72億円(前期は113億2,100万円の利益)◇純損失=151億円(同8億8,100万円の利益)

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