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【新年インタビュー】ゲイツ・ユニッタ・アジア宮本修二副社長

油中タイミングベルト搭載車の生産増加へ

工業用品 2017-01-06


 ■17年の見通し
 中国とインドの好調は継続、また東南アジアにも期待しています。

 日本についてはそれほど伸びはないとはみていますが、半導体、包装機、ロボット向けの需要が安定すれば、17年もまだ成長の余地はあると考えています。ただ、日本の役割は認証に向けた活動です。自動車にしても、一般産業機械にしても、日系メーカーの認証は日本で取得しなければなりません。日本での活動は重要ですし、日本の役割はそういう部分になっていくと考えています。

 ■アフターマーケット市場
 中国では代理店を増やす取り組みを進めており、当社の技術への期待も大きく、順調に伸びています。17年からはマレーシアやインドネシアといった東南アジアを強化することで、売り上げを伸ばしていきたいと考えています。マレーシアやインドネシアには拠点も設営、インドネシアについては販売店網の拡大と物流の拡充により、伸びていくと考えています。東南アジアのアフターマーケット市場の発展の余地は、まだまだあります。

 ■設備投資
 16年は、日本を中心に合理化の設備投資を行いました。17年は各地域で合理化に加え、新規投資についても積極的に行っていこうと考えています。

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