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「退職給付費用」を特別損失に計上

朝日ラバー、2020年3月期通期業績予想を下方修正

工業用品 2020-03-27

 朝日ラバーは3月26日、特別損失の発生およびそれに伴う2020年3月期通期業績予想の下方修正を発表した。

 それによると、同社および国内子会社の退職給付債務の算定を簡便法から原則法に変更することに伴い、簡便法と原則法の見積計算の違いにより、退職給付債務が増加する。変更による退職給付債務の増加見込額は一括で費用処理することから、特別損失として「退職給付費用」を連結決算で1億9,800万円、単体決算で1億9,300万円を計上する見込み。また、売上高、営業利益、経常利益についても直近の業績を鑑みて修正する。

 ■2020年3月期通期連結業績予想
 ◇売上高=74億2,800万円(従来予想74億8,500万円、増減率0.8%減)◇営業利益=3億2,800万円(同3億5,100万円、同6.6%減)◇経常利益=3億4,600万円(同3億5,600万円、同2.8%減)◇純利益=8,600万円(同2億2,700万円、同62.1%減)

 ■2020年3月期通期単体業績予想
 ◇売上高=69億2,200万円(従来予想69億6,700万円、増減率0.6%減)◇営業利益=2億4,400万円(同2億6,600万円、同8.3%減)◇経常利益=2億9,100万円(同3億800万円、同5.5%減)◇純利益=4,800万円(同1億9,200万円、同75.0%減)

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