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20年3月期第2四半期業績

ポバール興業、総合接着・樹脂加工が増収増益

工業用品 2019-11-15

 ポバール興業が11月14日に発表した20年3月期第2四半期(4-9月)業績は、売上高が18億4,900万円で前年同期比2.5%増、営業利益が2億7,100万円で同19.3%増、経常利益が2億8,700万円で同22.1%増、純利益が2億400万円で同30.1%増となった。

 セグメント別にみると、総合接着・樹脂加工は売上高が14億7,100万円で同7.9%増、営業利益が2億3,100万円で同39.2%増。自動車・建材向けベルトおよびディスプレイガラス向け部材の販売が堅調に推移した。

 特殊設計機械は売上高が3億7,800万円で同14.1%減、営業利益が9,000万円で同2.2%減。食品向け機械の販売が軟調となった。

 通期業績を上方修正
 同社は11月8日、20年3月期通期業績予想の上方修正を発表した。それによると、主に総合接着・樹脂加工事業においてディスプレイガラス向け研磨部材の販売が堅調に推移したほか、特殊設計機械事業において食品向け機械の販売が当初の想定を上回る見込みとなったため、売上高および各利益が前回予想(5月10日発表)を上回るとしている。

 ■20年3月期通期業績予想
 ◇売上高=35億9,400万円(前回予想34億4,100万円、増減率4.5%増)◇営業利益=4億3,600万円(同3億4,900万円、同24.9%増)◇経常利益=4億7,000万円(同3億6,500万円、同28.7%増)◇純利益=3億2,900万円(同2億7,900万円、同17.8%増)

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