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19年3月期業績

豊田合成、日本、米州、アジアが堅調で増収増益

工業用品 2019-04-26

 豊田合成が4月26日に発表した19年3月期業績(IFRS)は、売上収益が8,407億1,400万円で前期比4.1%増、営業利益が365億2,500万円で同3.8%増、純利益が233億900万円で同9.1%増となった。

 売上収益は、日本における新型車効果や米州地域での拡販、アジアにおける主要顧客の生産台数の増加などにより増収。利益は、第2四半期に独禁法関連損失を計上したものの、日本での新型車を中心とした増販効果や合理化努力などにより増益となった。

 セグメント別でみると、日本は売上収益が4,070億円で同6.2%増、営業利益が110億円で同4.4%増。主要顧客の新型車向けの増販などにより増収増益となった。

 米州は売上収益が2,491億円で同3.3%増、営業利益が174億円で同9.5%増。日系や外資系顧客への拡販などにより増収。また、人件費上昇などのマイナス要因を増販効果や合理化努力でカバーしたことで増益となった。

 豪亜は売上収益が1,997億円で同1.3%増、営業利益が127億円で同1.4%増。主に日系顧客の生産台数増加により増収増益となった。

 欧州・アフリカは売上収益が459億円で同3.3%減、営業利益が47億円の損失(前期は41億円の損失)となった。

 製品別に売上収益をみると、ウェザストリップ製品は1,294億円で同1.9%減、機能部品は1,362億円で同9.1%増、内外装部品は3,341億円で同2.8%増、セーフティシステム製品は2,408億円で同6.6%増となった。

 20年3月期業績予想は、売上収益が8,450億円で前期比0.5%増、営業利益が410億円で同12.3%増、純利益が250億円で同7.3%増。

 製品別に売上収益予想をみると、ウェザストリップ製品は1,250億円、機能部品は1,400億円、内外装部品は3,350億円、セーフティシステム製品は2,450億円を計画している。

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