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4月からモニター販売をスタート

住友理工、生体情報診断用機器「体動センサ」を開発

工業用品 2019-03-28

ゴム製圧電センサーとしては世界初の実用化となる「体動センサ」


 住友理工は3月28日、心拍や呼吸など生体情報(バイタルデータ)を同時に計測できる診断用機器「体動センサ」を開発したと発表した。圧電ゴム技術を応用したバイタルセンシング機器では、実用化は世界で初めて。既に一般医療機器(クラスⅠ)として2月28日に医療品医療機器総合機構(PMDA)に届け出て登録が完了しており、医療分野のほか、介護や健康、スポーツなど幅広い分野での活用が期待されている。

 体動センサはセンサデバイスと計測ユニットで構成され、利用者の身体に触れる箇所に設置することで、心拍や呼吸、体動などのバイタルデータのほか、離着床の同時計測が可能。収集したデータは計測ユニット経由でPCやスマホなどデジタル機器での管理・閲覧ができ、遠隔でのモニタリングにも適している。医療用途に加え乳幼児の見守り、健康管理やアスリートのパフォーマンス向上を目指した睡眠モニタリング、ドライバー向け生体センシングなどへの応用が見込まれている。

 同製品には、同社のコア技術「SRセンサ」技術を応用・開発した新素材(圧電ゴム)が搭載されており、従来の圧電素材にはない「ストレッチャブル性」が大きな特徴。薄型で柔軟、伸縮性があるため、例えばベッドの上に敷くだけで生体センシングが可能となっている。
同社では4月から研究開発者向けにモニター販売を開始する。医療機関や研究開発機関、介護施設や企業などへの提供を通じて、ヘルスケア分野での新たな商品開発に繋げるとともに、人々の暮らしへのさらなる貢献を目指す。

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