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インドの技術開発機能を強化

豊田合成、子会社「豊田合成ミンダ・インディア」のグルガオン事務所設立

工業用品 2018-07-18

 豊田合成は7月13日、子会社「豊田合成ミンダ・インディア」(TGMIN)のグルガオン事務所(技術・営業)をインド・デリー近郊に設立したと発表した。成長著しいインド市場での事業拡大に向けたもので、製品開発の更なる現地化を進めていく。

 従来は同社のニムラナ工場(本社)にあった技術・営業機能を、主要な顧客であるマルチ・スズキ・インディアの本社のより近隣に置くことで業務のスピードアップを図る。同時に人員や設備を拡充することで、現地での開発機能を強化する。2020年には技術・営業員を約20人に増員する予定。

 同社はインドを重点市場と位置付け、18年10月には西部の新工場(TGMINグシャラート工場)の稼働開始を予定するなど生産体制の強化も進めている。また、25年度までに同国全体での売上高を現在の2倍以上となる350億円に拡大することを目指す。

 ■TGMINグルガオン事務所概要
 所在地=インド国ハリヤナ州グルガオン◇稼働開始=2018年4月◇従業員数=10人(18年5月末現在)◇業務内容=エアバッグなどの開発・設計、営業

 ■TGMINの概要
 社名=豊田合成ミンダ・インディア◇所在地=インド国ラジャスタン州ニムラナ(本社工場)◇設立=08年4月◇資本金=44億ルピー◇株主=豊田合成、Uno Minda Group◇生産品目=エアバッグ、ハンドル、ウェザストリップなど◇従業員数=1,602人(18年5月末現在)

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