朝日ラバー、工業用ゴム事業が大幅増収増益を達成

　朝日ラバーが5月14日に発表した18年3月期業績は、売上高が75億3,400万円で前期比15.7％増、営業利益が5億6,100万円で同18.0％増、経常利益が5億8,900万円で同20.2％増、純利益が4億5,900万円で同34.6％増となった。

　事業別にみると、工業用ゴム事業は売上高が63億6,600万円で同19.9％増、営業利益が6億9,300万円で同42.6％増。ASA　COLOR　LEDなどの自動車関連製品の受注が海外向けを中心に好調に推移。また、スポーツ用ゴム製品である卓球ラケット用ラバーやRFIDタグ用ゴム製品の受注も増加した。

　医療・衛生用ゴム事業は売上高が11億6,800万円で同2.9％減、営業利益が1億8,500万円で同24.9％減。既存品や採血用・薬液混注用ゴム栓の販売が減少した。

　19年3月期業績は、売上高が77億8,900万円で前期比3.4％増、営業利益が6億3,200万円で同12.6％増、経常利益が6億2,700万円で同6.4％増、純利益が4億6,100万円で同0.3％増の予想。