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10月稼働、発泡素材を生産

三和化工、ベトナムに工場建設

工業用品 2018-04-10

ベトナム工場の完成予想図


 三和化工(本社・京都市、吉田典生社長)は、ベトナムに発泡ポリエチレンと合成ゴムスポンジを生産する合弁会社を設立する。2月に正式調印し着工、8月に建屋が完成し、10月から稼働する予定。投資総額は約5億3,000万円の見込み。同社は1985年に合弁で中国に進出し、ベトナムは海外2カ所目の拠点となる。今回のベトナムへの工場進出は、近年拡大している、東南アジアへの輸出に対応したもの。

 同社の吉田社長は「東南アジアへの輸出は、国内からではコスト面で厳しくなっている。また中国は一部輸出もあるが内需が中心で、人件費高騰などコスト面での懸念もある。そこで中国以外の地域への進出を検討していたところ、ベトナムで適した用地があったため進出を決断した」という。

 ベトナム新会社の資本金は約1億5,900万円で、出資比率は三和化工が85%、合弁相手の化学品商社、明和産業が15%。工場は首都ホーチミン市の東方に位置するロンドゥック工業団地(ドンナイ省)に建設し、敷地面積は1万平方メートル、建屋延べ床面積は6,654平方メートル。従業員は50人規模の予定。当面は日本に製品を輸出し、その後ベトナム国内や他のアセアン地域へ輸出していく。

 三和化工は1965年創業の発泡ポリエチレンと合成ゴムスポンジの専業メーカー。ブロック状で生産し、多品種・小ロット対応を強みに事業展開している。ブロックタイプの生産では国内最大のメーカー。製品構成は発泡ポリエチレンが85%、合成ゴムスポンジが15%を占めている。

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