PAGE TOP

18年3月期第3四半期業績

藤倉ゴム工業、2ケタの増収増益

工業用品 2018-02-14

 藤倉ゴム工業が2月13日に発表した18年3月期第3四半期(4-12月)業績は、売上高が253億1,700万円で前年同期比13.4%増、営業利益が20億3,800万円で同57.7%増、経常利益が22億2,300万円で同60.1%増、四半期純利益が16億7,600万円で同59.8%増と2ケタの増収増益となった。

 産業用資材の売上高は162億1,900万円で同16.2%増、営業利益は12億8,400万円で同31.3%増。工業用品部門は、国内は自動車関連・住宅設備機器・設備投資関連など全般に好調で、中国・ASEANも堅調を維持。米国では自動車販売の減速から在庫調整局面となり若干の減収要因となったが、全体では好調に推移した。制御機器部門は、液晶・半導体関連部品の受注が好調だったほか、医療関連向け製品および産業機械向け製品の受注も堅調。電気材料部門は、電力・情報通信等のインフラ工事用部材の受注が減少した。

 引布加工品は売上高が36億2,800万円で同0.9%減、営業利益が1億7,200万円で同83.0%増。引布部門は自動車部品メーカーからの受注が好調に推移。印刷材料部門は、国内は開発品や新聞印刷用製品の受注が好調だった。加工品部門は舶用品の受注が減少した。

 スポーツ用品は、売上高が51億9,400万円で同17.2%増、営業利益が9億1,100万円で同60.3%増。ゴルフ用カーボンシャフト部門は国内外とも好調で受注が伸長した。

人気連載

  • マーケット
  • ゴム業界の常識
  • 海から考えるカーボンニュートラル
  • つたえること・つたわるもの
  • ベルギー
  • 気になったので聞いてみた
  • とある市場の天然ゴム先物