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総勢約500人が参加

三ツ星ベルトが本社で防災訓練

工業用品 2018-01-29

防災訓練では垣内社長も自ら放水した


 三ツ星ベルトは1月25日午前10時から11時30分まで、神戸本社で総合防災訓練を実施した。今回の防災訓練には同社グループ従業員や真野地区まちづくり推進会から総勢約500人が参加。長田消防署、長田警察署の協力を得て実施した。

 防災訓練は、従業員の避難・人員点呼にはじまり、負傷者の救助・搬送訓練、消防車・動力ポンプ車による放水訓練、200人のバケツリレーによる消火訓練、土嚢積みなどが行われた。また、津波を想定した避難訓練も行われた。

 放水訓練では、垣内一社長が防火服に身を包み、同社のシンボルである広告塔へ自ら放水した。今回は1分間に8,000リットル放水できる新型放水車両(従来車両の4倍の放水能力)も加わり、迫力ある放水訓練が行われた。

 訓練結果は、避難訓練が15分で完了。津波避難場所である蓮池公園への津波避難訓練は21分で完了。バケツリレーと土嚢積みは、50杯の水搬送と50個の土嚢積みを21分で完了した。

 同社では2014年に本社・中央工場第1棟屋上(広告塔屋上、地上15m)を津波一時避難所とする協定を神戸市と締結し、地域防災に協力している。ここには約200人が避難可能で、貯水タンクや自家発電設備なども備えている。

 同社は、阪神・淡路大震災の被災経験を教訓として、1月17日を「防災の日」と定め、地域住民とともに毎年防災訓練を実施している。

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