ENEOSマテリアルは4月1日、JSRから工場用地および物流事業を譲り受けたと発表した。

 ENEOSマテリアルが製造で活用しているJSR四日市工場内の用地を2025年10月に取得した。設備の増設、改廃における柔軟性を向上し、事業基盤の強化につなげることが狙い。すでに分筆登記は完了した。

 同時にENEOSマテリアルは、JSR の完全子会社、 JSRロジスティクス&カスタマーセンター(J-LACC)に委託していたエラストマー製品の物流、受注・請求業務も譲り受けた。2025年11月に契約し、2026年4月1日にENEOSマテリアルの物流部門への機能移管を完了した。

 ENEOSマテリアルは2022年4月、JSRのエラストマー事業の分割によって発足。その後、ENEOSマテリアルがJSRの工場敷地内で生産を行うなど連携していたが、設立5年目の節目を迎えたこともあり、両社は業務効率化と収益力強化に向けて連携の見直しを進めている。2026年2月27 日に公表したJSRからENEOSマテリアルへの電子産業分野向けゴム販売事業の譲渡も見直しの一環とした。