横浜ゴムは4月28日、スイスのスペシャリティ・ケミカルカンパニーである「Sikaグループ」にハマタイト事業を譲渡すると発表した。譲渡額は精査中で、譲渡は11月1日を予定している。

 譲渡の対象は、横浜ゴム、横浜ゴムMBジャパン、Yokohama Industries Americas、Yokohama Industrial Products- Hangzhou、Yokohama Rubber (Thailand)のハマタイト事業。ハマタイト事業に従事する従業員は転籍し、生産設備も譲渡する。譲渡により、横浜ゴムはMB事業のリソースをコア事業(ホース配管事業、コンベヤベルト、海洋製品が含まれる工業資材事業)に集中する。ハマタイト事業の2020年度業績は売上収益が195億円、事業利益が9億円だった。

 横浜ゴムは、1958年にハマタイト事業を創業。自動車用、建築用のシーリング材や接着剤を中心に事業成長を図ってきた。ただ、市場環境は激しさを増しており、ハマタイト事業のさらなる成長・発展を幅広く検討した結果、Sikaグループのもとでこれからの成長ビジョンを構築することが最適と判断した。