最終日を迎えた11月6日も「2026年国際ゴム技術会議『IRC 2026 AICHI』」、「ゴム・エラストマー技術展」には旺盛な来場がみられた。技術展は開催3日目の前日までに4,000人超の来場を獲得(組織委員会関係者推定)したことに続き、本日は午前中の段階で累計5,000人超えが確実な状況となった。


 技術展では、各社の出展に加えて、場内の特別コーナーで企業セミナーが実施された。立ち見が出るほど注目を集めたセミナーもあった。

 さらに、ゴム関連技術の実力の一端を体験してもらう企画として、ブリヂストンが免震起震車の体験ブースを設けた。「免震・制震・耐震」それぞれの揺れ方を1台の車両で模擬体験できるもの。「神淡路大震災の震度7を14階建てマンションの8階にいる」というシチュエーションで試せる。

 海外からの来場者が震度6強で耐震の揺れ方を体験した後、ゴム技術を活用した免震装置を介すと同じ震度でも揺れが非常に緩やかになる様子に感心する姿がみられた。

体験の模様

 また、展示会場の一角には愛知県や常滑市が地域の産業や名産品、観光地を紹介するPRブースを出展。和菓子や日本酒、果物など飲食物の販売も行い、地元の魅力を発信した。「常滑牛乳」を使用したソフトクリームも人気を集めた。

常滑市のPR ブース

 閉幕日の前夜、同5日にはANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋でバンケットを開催。鏡開き、雅楽という日本の伝統的なイベントで、国際ゴム会議機構(IRCO)のマイケル・クレイトン会長をはじめとした海外からの参加者をもてなし、国際交流を深めた。

バンケットの模様
組織委員会役員とIRCO幹部らで鏡開き

雅楽でおもてなし


 IRC 2026 AICHIは同6日午後、5日間の会期を終え盛況のうちに幕を閉じた。
次回の「IRC 2027 」は、2027年9月27~23日に米国・クリーブランドで開催される。

IRCO マイケル・クレイトン会長