日本ゼオンは3月27日、持続可能性の高い企業活動に向けて、自社の事業が自然や生物の多様性に与える影響を評価・開示する国際的な枠組み「自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)」に賛同したと発表した。今後はTNFD で求められる「ガバナンス」「戦略」「リスク管理」「指標と目標」の各項目に沿った情報開示の充実に取り組み、持続可能な成長と企業価値の向上を目指す。

 今回の賛同に合わせて、TNFDの 提言に沿った情報開示に取り組む企業であることを公式に示す「TNFD Adopter」に登録するとともに、TNFDでの議論に専門知識を提供するステークホルダー「TNFD フォーラム」に参画した。

 同社は、企業理念「大地の永遠と人類の繁栄に貢献する」の実現に向けて、自然資本との調和を重視した経営を推進している。そして、合成ゴムの主原料である C4・C5 留分をはじめ、化石由来資源を活用する企業として、バリューチェーン全体における自然資本への依存やインパクトを適切に把握し、その低減に取り組むことが重要であると考え、TNFDに賛同した。