カーボンブラック協会、2026年のカーボンブラック需要見通し
総需要は前年比0.1%増の65万5,800トンと予測、ゴム用は0.1%減の57万7,800トン
原材料 2026-03-04
カーボンブラック協会は2月19日、2026年のカーボンブラック需要見通しを発表した。
今年の自動車生産台数が前年比1.1%減少するとの予測に基づき、日本自動車タイヤ協会では、自動車タイヤの国内需要(タイヤ本数ベース)に関して同2.0%減と予測している。さらに日本ゴム工業会では、新ゴム消費量に関して、自動車タイヤ・チューブ用が同1.8%減、タイヤ以外の一般ゴム用は同1.6%増と予測。ゴム産業全体では同1.1%減と予測している。

これら需要予測をベースにカーボンブラック協会では、輸出入状況なども織り込んだ結果、今年のカーボンブラック総需要(輸出込み)を65万5,800トンで前年比0.1%の微増と予測した。
これは、日本国内においては、高付加価値なハイパフォーマンスタイヤ生産が主流になるのに伴いカーボンブラック需要も伸長しているのに加え、非ゴム用も堅調といったプラス要因があるものの、中国や東南アジア諸国の経済成長鈍化などのマイナス要因を考慮してのもの。
総需要のうちゴム用は、自動車およびタイヤなど需要業界の見通しに準じ、57万7,800トンで同0.1%減と予測している。
内需に関しては、60万6,800トンで同0.1%減と予測。このうちゴム用内需は56万5,800トンで同0.2%減と予測した。うちタイヤ向けは42万9,100トンで同0.8%減と予測。一般ゴム向けは13万6,700トンで同1.6%増と予測した。
輸出は4万9,000トンで同2.3%増と予測。このうちゴム用は1万2,000トンで同6.2%増と予測した。
一方、輸入は12万トンで同1.3%減と予測。このうちゴム用は10万8,000トンで同1.5%減と予測している。中国からの輸出量が、経済鈍化の影響で減少すると予想している。
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