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会員ら約100人が参加

カーボンブラック協会、新年賀詞交歓会を開催

原材料 2025-01-15

 カーボンブラック協会(長坂一会長=東海カーボン社長)は1月9日、アルカディア市ヶ谷(東京都千代田区)で、「2025年新年賀詞交歓会」を、会員ら約100人が参加し開催した。

あいさつする長坂会長


 冒頭長坂会長が「昨年は元日に能登半島地震、2日には羽田空港で飛行機事故が発生するなど、波乱の幕開けとなった。今年は落ち着くと思ったが、アメリカでは日本製鉄のUSスチール買収に対するバイデン大統領の禁止命令や、トランプ次期大統領就任への期待感と不透明感、さらに韓国では戒厳令宣布による政治混乱など、日本を取り巻く市場環境は混沌としているのが現状だ。この様な環境の中、我々カーボンブラック業界は一層の品質向上や、カーボンニュートラルの推進による環境問題への取り組みなど、ニーズに的確に対応することで、混沌とした市場環境を乗り切り販売を増加させていくことが重要となる。そのためには業界全体での取り組みが不可欠であり、今後も協力のほどをお願いしたい」などとあいさつした。

続いて来賓の経済産業省製造産業局素材産業課の土屋博史課長が「混沌とした市場環境を受け、政府としてもカーボンブラックの安定供給などに関して、今後もバックアップに努めていく。今後もカーボンブラックの価値向上に一層注力してほしい」などとあいさつした。

 乾杯の発声はカーボンブラック協会の加藤剛理事(三菱ケミカル炭素事業本部長)が行い懇親に入った。中締めはカーボンブラック協会の鳥巣浩二郎理事(旭カーボン社長)が行い、閉会した。

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