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2021年3月期業績

ダイキン工業、フッ素ゴム含む化学事業は減収減益

工業用品 2021-05-11

 ダイキン工業が5月11日に発表した2021年3月期業績は、売上高が2兆4,933億8,600万円で前期比2.2%減、営業利益が2,386億2,300万円で同10.1%減、経常利益が2,402億4,800万円で同10.7%減、純利益が1,562億4,900万円で同8.5%減だった。

 化学事業は売上高が1,641億6,500万円で同8.7%減、営業利益が113億7,100万円で同52.2%減。フッ素樹脂は半導体および自動車関連需要が中国市場を中心に回復基調にあるものの、上期での落ち込みが大きく、米国での建築・航空機需要の落ち込みもあり減収。フッ素ゴムも自動車関連需要が回復しているが減収となった。

 2022年3月期業績予想は売上高が2兆7,500億円で前期比10.3%増、営業利益が2,700億円で同13.1%増、経常利益が2,700億円で同12.4%増、純利益が1,770億円で同13.3%増を計画している。

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