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2025年3月期第1四半期業績

ダイキン工業、フッ素ゴムは減収

決算 2024-08-06

 ダイキン工業の2025年3月期第1四半期(2024年4~6月)業績は、売上高が1兆2,510億2,900万円で前年同期比14.3%増、営業利益が1,154億1,000万円で同2.1%減、経常利益が1,051億9,300万円で同8.4%減、純利益が630億9,900万円で同21.4%減だった。

 セグメント別のうち、化学事業は売上高が622億8,100万円で同2.4%増、営業利益が112億100万円で同12.3%減。フッ素化学製品全体の販売は、半導体・自動車分野を中心とした広範囲での需要回復の遅れ、それに伴う流通在庫調整の動きなどがあったが、為替のプラス効果により売上高は前年同期並みとなった。フッ素樹脂は、LAN電線分野や半導体装置向け材料分野での市場回復の遅れなどにより販売が落ち込んだものの、為替のプラス効果により増収。一方、フッ素ゴムは、自動車分野などでの流通在庫調整の影響により減収となった。

 2025年3月期通期業績は、売上高4兆5,400億円で前期比3.3%増、営業利益4,250億円で同8.4%増、経常利益3,900億円で同10.0%増、純利益2,670億円で同2.6%増を見込んでいる。

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