日本ゼオンは、合成香料の主力製品であるリーフアルコールの生産能力を増強する。増強により、生産能力は現行の年1,200トンから同1,600トンとなる見込み。2021年夏に起工し、2022年秋の竣工を予定している。香料市場で汎用的に使用される香料として、今後も安定的な成長が見込まれることから、能力増強を決定した。同社はリーフアルコールで世界№1のシェアを有している。

 リーフアルコール(cis-3-Hexenol)は青葉アルコールとも呼ばれ、新緑の若葉のような香りを持つ合成香料。フレッシュ感を演出するグリーン系香料として、香水やシャンプー、石鹸などのフレグランス、また清涼飲料や菓子などのフレーバーに幅広く活用されている。