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2021年3月期第3四半期業績

昭和ホールディングス、ゴム事業は増収赤字幅減で改善傾向

工業用品 2021-02-15

 昭和ホールディングスが2月15日に発表した2021年3月期第3四半期(2020年4~12月期)業績は、売上高が102億8,500万円で前年同期比13.1%減、営業利益が3億9,200万円で同141.0%増、経常損失が1億8,600万円(前年同期は2億2,500万円の損失)、純損失が12億200万円(同4億1,200万円の損失)。

 セグメント別のうち、ゴム事業は売上高が13億100万円で同5.8%増、営業損失が5,700万円(同7,600万円の損失)。主に東日本国内のゴムライニング防食施工の受注が好調に推移し、売り上げ、利益とも改善傾向で推移。第4四半期以降も収益性と競争力の高いゴムラインニング防食施工事業への選択と集中を進めることで、売り上げの増加と利益改善を進めていく。

 なお、2021年3月期通期業績予想については、同社グループが直近で行ったM&Aなどによる収益上ぶれ要因の情報収集・検討が必要な状況で、現時点では適切な予想が困難なことから未定としている。

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