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取引先、同社従業員など158人が出席

フコク物産、新年賀詞交歓会を開催

商社 2025-02-04

 フコク物産は1月27日、グランドプリンスホテル新高輪(東京都港区)で2025年新年賀詞交歓会を開催、取引先、同社従業員など158人が出席した。

あいさつする木部社長


 冒頭、あいさつに立った木部美枝社長は「今年は中期経営計画「FG25」の最終年度にあたる。厳しい事業環境だが、有終の美を飾るべく社員一同頑張っている。「FG25」は、前社長からバトンタッチを受けた2015年にスタートした。この10年は、本当に激動だったと感じている。自動車業界では100年に一度の大改革の時代に突入し、またコロナウイルスの蔓延で経済活動の停止も経験した。地政学リスクも飛躍的に高まった、本当に大変な10年だった。米国ではトランプ大統領が再登板となり、今後の世界経済にどのような影響を及ぼすのかは計り知れず、不透明な状況がまだまだ続くと感じている。

 そのような中、次の新中期経営計画「FG2030」を策定中だ。今年はスローガンとして「2025 進取果敢 変化を楽しみ目標必達」を掲げている。固定観念にとらわれず前進し、新しいことにチャレンジして成果を挙げる。それには決断力や実行力に優れていなければならない。全員でしっかりベクトルを合わせ、「FG2030」に繋げ、進んでいきたい。

 昨年6月からは、当社の経営方針の柱に「健康経営」を加えた。健康経営優良法人の認定を受けるためには、様々なハードルがあるようだ。それを一つずつクリアして、みんなで取得していきたいと考えている。

 また、大田区の女子プロバスケットボールチーム「東京羽田ヴィッキーズ」に地域貢献、アグリビジネスの一環として、スポンサー契約をした。当社で作った米を材料として使用したおにぎりや山形名物のいも煮を試合会場で販売している。

 次から次へと新しいことにチャレンジし、みんなで仕事を楽しみ、健康で過ごしていくので、今後も支援を賜りたい」と語った。

 乾杯の発声は矢野勝久住友理工取締役常務執行役員が、中締めは宮田康弘住友電工常務取締役が務めた。

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