3年ぶり、会員企業22社・34人が参加
東京ゴム薬品商同業会が総会
商社 2023-02-20
東京ゴム薬品商同業会(椎名孝雄理事長・双龍産業会長)の令和5年度定期総会が2月14日、東京・錦糸町の東武ホテルレバント東京で開催された。今回は3年ぶりの総会で会員企業26社中22社、34人が出席した。
総会で、椎名理事長は「このコロナの3年間で世の中が大きく変わった。ゴム業界においても昨年はENEOSによるJSRの買収や住友化学のEPDM生産終了のアナウンスが大きな話題になった。また、欧米の巨大化学品メーカーにおいては天候不順、事故あるいは原料の入手難により生産がストップし、一部のゴム・プラスチック材料が極端に不足するなど異変が相次いだ。
フォースマジュールという耳慣れない単語や、生産中止の理由として選択と集中といったような単語が頻繁に聞かれ、残念ながら現在でも一部の材料不足は続いている。加えて、ゴム関連の原料がメーカーの採算改善という名目で大幅に値上がりしており、川上での大きな変化が我々流通業界にどのような影響を与えるか定かではないが、将来を見据えた会社経営を行っていくことが重要だ。さらに今後はEV化、環境、SDGsといった新しいテーマについて会員の意識啓発に役立てる企画を考えたい。何よりも来年は当会90周年に当たり、記念式典に付いて皆様と相談し進めたい」とあいさつした。
令和5年度の役員体制は、◇理事長・椎名孝雄(双龍産業)◇副理事長・加藤進一(加藤産商)◇同・小菅清行(小菅)<新任>◇同・権藤崇(協和商事)◇常任理事・白田一夫(ハクタ商会)◇同・大内茂正(大内斎茂商店)◇同・白石恒裕(白石カルシウム)◇理事・渡辺達志(サンケムテック)◇同・高垣充(丸尾カルシウム)◇同・古家学(日東粉化商事)となった。
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