85人が参集し盛大に
東京ゴム薬品商同業会、創立85周年記念式典を開催
商社 2019-10-17
東京ゴム薬品商同業会(椎名孝雄理事長、双龍産業社長)は10月4日、東京都墨田区の東武ホテルレバント東京で創立85周年記念式典を開催した。会員企業26社から78人が、来賓5団体から7人の総勢85人が参集し、盛大で賑やかな記念式典となった。
式典では冒頭、椎名理事長があいさつに立ち、「世の中に業界団体は数多くあるが85年の歴史を持つ団体はそう多くはなく大変誇りに思う。会員企業の中には創業が100年を超す企業もあるが、おそらくそれらの会社は戦後まで炭酸カルシウムや硫黄などの無機薬品を、墨東地区のお客様にリヤカーをひいて売るという小規模な商いだったと想像する。そんなゴムの草創期に同業会を設立していただいた先人たちの先見の明と、今日まで存続してくれたことに感謝したい。ゴム薬品はゴム本体ではないけれど、これをなくしては成形できないと自負している。日本のゴム産業が続く限り、ゴム薬品もなくならない。今後ともゴム産業に貢献していきたい」と話した。
引き続き来賓のあいさつとなり、大阪ゴム薬品商同業会の神内雅憲副理事長(共和薬品社長)は「85年の長きにわたって会を存続してきたことに同じ同業会として敬服する。次は創立100周年で再会できることを願っている」と述べた。
また、日本ゴム精練工業会の野田明志会長(TPRノブカワ社長)は「ゴム薬品がゴムに命を与えるとするならば、ゴム練りの我々はゴムに躍動を与えると言えるだろう。どちらかが欠けてもゴム産業は成り立たない。車の両輪であると言える」と祝辞を述べた。
乾杯は、白田一夫常任理事(ハクタ商会社長)の音頭で高らかに杯を上げ、祝宴に入った。
歓談も進んだところで、墨東ゴム工業会の堀田秀敏会長(ホッティーポリマー社長)があいさつ。「我々も85年の歴史を重ねられるよう頑張りたい。我々メーカーは安定した原材料の供給があってはじめてモノづくりを行えている。今後ともウィンウィンの関係を保ちお互い発展していきたい」と語った。
その後、メディアを代表し弊社秋山邦男会長が、「会員企業の内、明治創業が3社、大正創業が6社、昭和の戦前戦中までに創業された会社が5社で合計14社と、現会員企業の半分以上を占める。こんなに老舗がある団体は他にはない。本当に価値のある会。誇りをもって末永く続いていただきたい」とあいさつした。
中締めは小菅崇行副理事長(小菅会長)が務め、お開きとなった。
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