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【訃報】

日加商工、奈須野会長が死去

商社 2020-04-09


 日加商工の奈須野義清(なすの・よしきよ)代表取締役会長が4月4日死去した。85歳だった。故人はかねて肝内胆管がんで病院において療養していたが、最期は東京都葛飾区の自宅で家族に看取られ亡くなった。

 葬儀は7日、自宅にて新型コロナウイルス感染予防を鑑み家族のみで執り行われた。喪主は妻の典子(のりこ)さん。

 息子で同社の加藤暢利社長は「葬儀は現状を鑑み、参列者の皆様の健康・安全を最優先して家族のみで執り行った。生前、会長とは葬儀についてこうしてくれああしてくれと会話できた親子関係だったが、その望みを叶えられず無念を痛感している」とし、「現状が落ち着いた頃に故人の意思を尊重した何かしらの会を催したい考え」としている。

 故奈須野氏は、三菱自動車に32年間勤務後、1990年6月に岳父で同社初代の加藤貞次社長から引継ぎ2代目社長に就任。同社業務の拡充に努める傍ら業界活動でも95年5月東部工業用ゴム製品卸商業組合理事・工業用品副部会長、墨東支部副支部長、97年墨東支部長、2001年常任理事・工業用品部会長に就任。さらに03年から08年まで理事、09年から12年まで監事を務め、ゴム商業会ならびにゴム業界の発展に貢献した。

 一方、社内においては人材育成と社員の生活の安定、仕入先との交流をモットーに社業発展に力を注いだ。2016年には創業70年を迎え、発刊した記念誌のあとがきに「資料や経緯が余りなく退職された方や現顧問でおられる方々から聞き取り、手作りとなってしまった」と記し、自ら社の歴史を丹念に紡ぎとめ、更なる発展を後進に託している。

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