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仕入先、得意先など220人が参集

ヤマカミ、「ヤマカミ共進会実務者会」開く

商社 2016-12-07

展示会場の様子

展示会場の様子


 ヤマカミ(本社・東京都江東区、山上茂久社長)の仕入先や得意先で構成する「ヤマカミ共進会実務者会」が11月25日、東京都江東区のホテルイースト21東京で開催された。

 当日は主な仕入先各社の商品展示会と懇親会「コミュニケーションの夕べ」を開きヤマカミ従業員も含み、およそ220人が参集する盛大な催しとなった。

 商品展示会では、ヤマカミ独自の小間をはじめ、オーサカゴム販売、クラレプラスチックス、タイガースポリマー、ニッタ(ゲイツ・ユニッタ・アジア含む)、八興、日立金属商事(東北ゴム)、プラス・テク、ブリヂストン化工品ジャパン、三ツ星ベルトから新製品や注力製品などが展示された。また、ヤマカミの小間には従来のオリジナル商品のほか、今回はコクゴからドイツのウベックス社の耐切創性作業用手袋の出展もあった。

 展示会終了後は部屋を移し、帝国データバンクの森晴朗東京支社調査第3部第四課課長を講師に招き「帝国データバンクの報告書の見方、調査員の生の着眼点」の演題のもと企業調査のポイントなどについて解説した。

 引き続き、パーティー会場において「ヤマカミ共進会実務者会」が開催された。

 冒頭、ヤマカミ会の会長を務める蒲田ゴムの亀田元秀会長があいさつし「ヤマカミさんにはかつて取引メーカーごとに会があったがそれをひとつにまとめ共に栄え共に進むと言う共存共栄の主旨のもとにヤマカミの得意先43社、親しい販社、メーカー10社、ならびにヤマカミと関連会社2社の計55社が現在会員となっており、会は平成8年6月に発足し20年以上が経った。コミュニケーションの夕べは第19回目となる。本日は通常業務で関わりのある実務者の皆さんが集まっており、是非懇親を深めて欲しい」とあいさつした。

 続いて山上茂久ヤマカミ社長がヤマカミグループの業績動向として「4月から当社の新年度となったが、売り上げベースでは9月までの半期は皆様の御協力も得て前年比103%となり、営業利益も同等の伸びを見せ増収増益となった。しかし、現状景気の上向き感は見られず、来年後半から再来年に掛けて東京オリンピックに向けた需要などに期待したい。今後も引き続き競争力が発揮できる製品、サービス力を持って展開していきたいと思っている」と決意を述べた。

 続いて喜田宏三ツ星ベルト取締役副会長の乾杯の発声で懇親に入った。懇親会では参加メーカーの紹介や食事、歓談、生バンドによる演奏をバックに歌唱大会などで盛り上がった。

 中締めには、東京シオノヤの塩谷任士社長が「我々幹事もそろそろ世代交代の時期かなと考えている。ヤマカミ共進会、そしてこの実務者の集いも若い世代が今後引き継いで推進してもらえることを期待したい」とあいさつし、散会となった。

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