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アグリ事業の収穫物や経営資源、ベテラン人材を有効活用

ヤマカミが「蕎麦 山の上」をオープン

商社 2020-10-02

山の上


 ヤマカミ(山上茂久社長)が運営する「蕎麦 山の上(やまのうえ)」が10月8日、オープンする。11時30分から午後2時までは昼の部として蕎麦店として営業し、夜の部の17時30分からは「和洋割烹 山の上」となり厳選した肉、魚、野菜を素材として和食、洋食、中華とアカデミー・デユ・ヴァンが厳選したワインや各種飲み物が供される。魚は豊洲市場の仲卸から直接仕入れている。一流店で経験している料理人が板長を務め、蕎麦は製麺業の免許を取得し手打ちにこだわった風味と味を提供する。

 ヤマカミでは昨年、アグリ事業を立ち上げ、フード事業を開始した。この4月に「山の上株式会社」を設立、開店準備を進めていた。

 フード事業について山上社長は「アグリ事業の収穫物の利用をはじめ、土地や建物などの経営資源やベテラン人材の有効活用、組織の活性化、福利厚生の充実などを目的に山の上を開店することにした。また、従業員のモラル・マナー向上の教育の場としても発展させていく。会員制のシステムも用意しており、何よりも業界での交流や集いの場として、快適な空間の中でおいしい食事と飲み物を楽しんでもらえたら嬉しい」としている。

 木の滝をモチーフにしたデザインは入口から店内に視線を引き込む作り。一階は8席のカウンターに6席のテーブル席と4席の半個室。また地下は会員制「山の上倶楽部」となっており、ソファーのVIPルームと、16人分のテーブル席を設けている。会員は地下のスペースを会議室や商談室、応接室などのレンタルスペースとしても利用できる。

 店の構造材はヤマカミのオリジナル製品が、内装材は取扱製品が使用されているなど商社の顔もユニークな形でのぞかせている。

看板は樹齢500年以上の日本欅を使用


 なお、店名「山の上」が彫られている看板は樹齢500年以上といわれる日本欅が使われており、既に風格を備えこれも一見の価値がある。

■「山の上」
 住所:東京都江東区白河3-6-1▽電話03・5621・2115▽営業時間・昼の部<蕎麦 山の上>11時30分~14時00分、夜の部<和洋割烹 山の上>17時30分~21時30分。休日は土、日、祝日の予定。

山の滝をモチーフにした店内デザイン



テーブル席



地下スペース

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