PAGE TOP

仕入先、得意先など約210人が参加

ヤマカミ、ヤマカミ共進会実務者会を4年ぶりに開催

商社 2023-11-27

 ヤマカミ(山上茂久社長)は11月21日、仕入先と得意先で構成する「ヤマカミ共進会」の実務者会を東京都江東区の「ホテルイースト21東京」で開催した。当日は仕入先各社の商品展示会、講演会、懇親会「第23回コミュニケーションの夕べ」を開催し、同社社員も含め約210人が参加した。

あいさつする亀田ヤマカミ共進会会長(蒲田ゴム会長)


あいさつする山上社長


 商品展示会では、ヤマカミをはじめ、三ツ星ベルト、ニッタ、フォルボ・ジークリング・ジャパン、ゲイツ・ユニッタ・アジア、クラレプラスチックス、タイガースポリマー、プラス・テク、十川産業、八興、東北ゴム、オーサカゴム販売、日加商工、ブリヂストンなどが新製品を中心に展示・紹介した。

 展示会終了後は、ポスティコーポレーション(ゴム報知新聞)の秋山邦男相談役が「ゴム産業発展の歴史とこれから」と題して講演を行い、国内・海外のゴムの歴史、ゴム産業の歴史を楽しく、わかりやすく解説した。

 講演終了後はパーティ会場で懇親会が賑やかに開催された。

乾杯の発声をするニッタの北村取締役常務執行役員


中締めのあいさつをする三ツ星ベルトの小阪田執行役員


 冒頭、ヤマカミ共進会の会長を務める亀田元秀氏(蒲田ゴム会長)が、「4年ぶりにヤマカミ共進会が開催でき、大変うれしく思う。この会はいくつかあったヤマカミの協力会を統合して平成8年6月に発足した。共存共栄を旨として、ヤマカミの得意先41社、メーカー13社とヤマカミを加えた計55社が会員だ。会では、会員企業の経営者が総会を兼ねて懇親旅行を行うオーナー会と、実務者がコミュニケーションをはかる実務者会を実施している。本日は多くの得意先、メーカーの皆さんが参加している。しっかりとコミュニケーションをはかり仕事に役立ててほしい」とあいさつした。

 続いて山上社長が、「コロナのためなかなか開催できなかったが、4年ぶりに実務者会を開催することができた。長い間、あまりお会いすることができなかったので、その分、今後はお会いする機会を増やし、さらに交流を深めたい。そして共進会をさらに発展させていきたい。共進会の理念は、得意先と仕入れ先、当社の三位一体で発展していくことだ。これからも時代の変化に沿って、皆さんの役に立つ会にしていきたい」とあいさつした。

 乾杯の発声は、ニッタの北村精一取締役常務執行役員が務め、「ヤマカミの本年度の基本方針は、取引先との信頼関係をさらに強化することだと聞いている。そういう意味で、この共進会はとても良い組織だと思う。これからも益々発展していくことを祈念している」とあいさつし、乾杯した。

 懇親会では、参加メーカーのあいさつや、ピアノとバイオリンのミニコンサートなどもあり、楽しく盛り上がった。

 中締めを三ツ星ベルトの小阪田広哉執行役員が務め、「多くの人たちと飲食をともにしながら楽しく有意義な時間を過ごさせてもらった。4年ぶりの開催だが、その長い時間を十分取り戻すことができたのではないかと思う」とあいさつし、散会した。

関連記事

人気連載

  • マーケット
  • ゴム業界の常識
  • 海から考えるカーボンニュートラル
  • つたえること・つたわるもの
  • ベルギー
  • 気になったので聞いてみた
  • とある市場の天然ゴム先物