トラック用タイヤ4パターンを順次発売
日本ミシュランタイヤ、BFグッドリッチを国内に本格投入
タイヤ 2017-08-31
日本ミシュランタイヤは、BFグッドリッチブランドのトラック用タイヤを日本市場に本格投入する。9月1日からトラック用タイヤとトレーラー用タイヤの合わせて4パターンを順次発売。「3年以内に、国内で日本ミシュランタイヤが販売するトラック用タイヤのうち、10%をBFグッドリッチブランドで占めたい」(日本ミシュランタイヤ)としている。
今回の本格投入は、ミシュランブランドで取り込めなかったユーザーへの提案、拡販が狙い。販売店からの要望もあった。超ロングライフのミシュランブランドに対し、そこまでのライフはないものの、その分安価という特徴を活かす。選択肢を増やすことで、新たなユーザーの獲得を目指す考えだ。まずは4パターンの販売を開始し、「来年1月からはパターン、サイズとも増やしていく」(同)。
発売するのはROUTE CONTROL(ルートコントロール)シリーズとCROSS CONTROL(クロスコントロール)シリーズ。
ルートコントロールSは、高速道路や一般道路、都市近郊などの道路に適し、優れた耐偏摩耗性能が特徴。V字に刻まれた溝が高いウエットグリップ性能を発揮する。
ルートコントロールTは、トレーラー用のタイヤ。耐カット、耐チッピングに優れたコンパウンドを採用している。また265/70R19.5サイズは石噛み防止グルーブを採用しており、石噛みによるダメージを抑制している。
クロスコントロールSは、一般道路や都市近郊、オン・オフロードに適し、路面から受けるトレッド部へのカットやチッピングなどの損傷を抑制するコンパウンドの採用やプロテクションプライにより、損傷に強く高い耐久性が特徴。アグレッシブなトレッドパターンデザインが様々な路面状況下や摩耗時でも高いトラクション性能を維持する。
MEMO 1927年、チャールズ・リンドバーグがスピリット・オブ・セントルイス号で大西洋無着陸横断した時、同機に装着されていたのがBFグッドリッチ製のタイヤ。成功の足元を支えたBFグッドリッチの名前は、広く世に知れ渡ったそうだ。
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