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経費削減・環境保全に貢献する「ミシュラン X ONE」など紹介

日本ミシュランタイヤ、環境展でエコプロダクトセミナー開催

タイヤ 2017-06-02

左からセミナーで解説したトラックバスタイヤ事業部高橋敬明執行役員、同事業部マーケティング部石井ミオ氏、同尾根山純一氏

展示ブースに展示された「ミシュラン X ONE XZY3」


 日本ミシュランタイヤは5月23-26日、東京ビッグサイトで開催された「2017NEW環境展」に初出展するとともに、23日に同会場会議室で「エコプロダクトセミナー」を開催した。ワイドシングルタイヤ「ミシュラン X ONE」の概要や今後の展開、「ミシュラン3R」によるタイヤ経費削減などについて解説。輸送業界の課題となっている経費削減や環境保全に対するソリューションとして紹介した。

 「ミシュラン X ONE」はトラックの後輪に装着するタイヤを2本から1本にするというコンセプトで、1車軸あたり約100キロの軽量化を実現する。軽量化により積載量の維持・拡大が図れ、廃タイヤを減らせるので環境負荷低減にも繋がる。トレーラーだけでなく、トルクのかかる単車(トラック)にも使用できる点が特長となっている。

 日本への導入は2007年から。11年のポスト新長期排ガス規制により、環境負荷低減のための装備等で車重が増加傾向となったことで需要が本格化した。以来「危険物輸送、長距離路線輸送、冷凍輸送、工場間輸送の4業種に展開し好評を得ている」(同社)。

 加えて、今年からは産業廃棄物収集運搬業及びダンプユーザーへの提案を開始する。最新の安全装備や荷役作業装置装着車は車重が重く、ダンプなどの特殊車は重量制限も厳しいため軽量化へのニーズは高いと見込む。

 「『X ONE』を搭載することで最大積載量が増加し、運賃収入アップや過積載抑制に繋がるだけでなく、ハンドリングや小回り性能の向上も見込める」(同)としており、ドライバーの負担軽減や事業者による従業員の採用、運賃アップ、法令順守など業界が抱える課題を解消する製品として提案していく考え。

 一方の「ミシュラン3R」はReduce(ロングライフ性能でタイヤ経費を削減)、Reuse(リグルーブでタイヤの寿命・安全性を向上)、Recycle(リトレッドでケーシングを再利用)により、トラックバス用タイヤの持つパフォーマンスを最大限に引き出すコンセプト。3Rの活用により新品と比べタイヤ経費を21%、原材料を40%削減できることをデータを交え解説した。

 展示会場のブースでは「ミシュランX ONE」の装着車輌や3Rの実物例などを展示し、関連業界に向けて訴求した。

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