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2025年1月7~10日に米・ラスベガスで開催

住友ゴム工業、「CES2025」に2年連続で「SENSING CORE」ブースを出展

タイヤ 2024-12-19

 住友ゴム工業は、2025年1月7~10日に米・ラスベガスで開催される世界最大級のハイテク技術見本市「CES2025」に「SENSING CORE」ブースを出展する。また、一般公開に先立って1月6日に開催されるメディアデーのパワーセッションに初出展する。

 今回初出展するメディアデーのパワーセッションでは、より安全なモビリティ社会が実現できるという未来の可能性についてプレゼンテーションする。クルマがソフトウェア化する自動運転社会において、独自のSENSING CORE 技術が、カメラやレーザー光だけでは計測できないタイヤの状況や路面などの環境情報をセンシングすることで、リアルタイムに車両や路面状態を把握する。

 また、ブースでは2024年のCESで出資を発表したAIを活用した車両故障予知ソリューションサービスを提供する米国のベンチャー企業であるViaduct社との協業ソリューションの紹介、今後の展望などを披露する。

 同社では、CASE/MaaSに対応する高い安全性能・環境性能を実現するために、タイヤ開発および周辺サービスの開発コンセプトである「SMART TYRE CONCEPT」を掲げており、その周辺サービスの中核を担う「SENSING CORE」は、未来の自動運転社会においてモビリティの進化・発展に大きく貢献できる技術。

 SENSING COREが取得するデータは、路面状態などのデータが車両の制御に活用されるだけでなく、クラウド経由で社会の情報に統合される未来に向け、技術開発を進めていく。

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