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ユーザーのさらなる満足度向上を目指す

日本ミシュランタイヤ、ヤマト運輸と物流改革共同プロジェクトの本格運用を開始

タイヤ 2023-01-12

 日本ミシュランタイヤとヤマト運輸は、1月10日から物流改革共同プロジェクトの本格運用を開始した。

出荷作業の様子


 両社は、ミシュランの日本国内における円滑かつ強固な物流体制の再構築を目的に、リードロジスティクスパートナー契約を2022年9月14日に締結し、一部で運用を開始していたが、1月10日から本格運用を開始し、東日本の中央倉庫である伊勢崎倉庫から荷物の初出荷を行った。

 これにより、ミシュランのサプライチェーン全体を変革し、その物流と在庫を最適化することで、将来的な総ロジスティクスコストの削減や出荷リードタイムの短縮を実現し、ユーザーのさらなる満足度向上を目指す。

 今後については、①RFIDを活用したDX化の促進=製造過程でタイヤに付帯するICタグを倉庫運営に活用し、タイヤ一本単位の年度管理に加え、生産国の識別などを容易する②倉庫内作業の省人化=荷受け・ピッキング・出荷作業・棚卸などの生産性の向上を目指し、将来的にはヤマト運輸の輸配送管理システムとミシュランのシステムを連携させ、注文したタイヤの配送状況をユーザーが確認できる仕組みの導入も検討していく。

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