利便性高め持続可能な物流目指す
日本ミシュランタイヤ、ヤマト運輸とロジスティクスパートナーに
タイヤ 2022-09-15
日本ミシュランタイヤは9月14日、ヤマト運輸とミシュランの日本国内における円滑かつ強固な物流体制の再構築を目的に、リードロジスティクスパートナー契約を締結した。ミシュランのサプライチェーン全体を変革し、その物流と在庫を最適化することで、将来的な総ロジスティクスコストの削減や出荷リードタイムの短縮を実現し、顧客のさらなる満足度向上を目指す。
今回の共同プロジェクトでは、顧客の利便性を高めながら、環境負荷のより少ない持続可能な物流を構築する。ミシュランの物流体制をヤマト運輸が一元管理することで、以下の内容が可能になる。
①現在約20拠点ある倉庫を5拠点に集約。各拠点の在庫の可視化・最適化により、東西の中央倉庫から地域倉庫への在庫転送量の極小化を実現するとともに、ヤマト運輸の法人向けミドルマイルネットワークなどを活用し、従来同様の配送リードタイムを実現する。それにより、温室効果ガス排出量を削減する。
②ヤマト運輸の輸送管理システムを活用したオーダートラッキングにより、顧客の注文毎の配送状況をトレースし、ミシュランコールセンターでの迅速な案内を可能にする。
③ヤマト運輸のデジタル送り状を採用し、業務効率化とペーパーレス化を促進。省資源化を進める。
④ヤマト運輸の倉庫管理システムで、全在庫タイヤの製造年度を一本単位で管理することで、FEFO(使用期限が近い製品から先に出荷)を実現。期限切れ処分を最小化し、環境問題に対応する。
両社では今後、RFIDを活用したDX化も促進する。製造過程でタイヤに付帯するICタグを倉庫運営に活用し、タイヤ一本単位の年度管理に加え、生産国の識別などを容易にし、顧客ニーズに的確に応える。また、荷受け・ピッキング・出荷作業・棚卸などの倉庫内作業を省人化し、生産性の向上を目指す。将来的には、ヤマト運輸の輸配送管理システムと、ミシュランのシステムを連携させ、注文したタイヤの配送状況を顧客が確認できる仕組みの導入も検討していく。
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