金属積層造形技術の拠点に
日本ミシュランタイヤ 、「ミシュランAMアトリエ」を開設
タイヤ 2022-04-15
日本ミシュランタイヤは4月15日、ミシュランタイヤ太田サイト(群馬県太田市内に「ミシュランAMアトリエ」を開設した。

開所式の様子
同施設は、積層造形※技術(Additive Manufacturing:AM、AM技術)の普及と発展を目的とし、ミシュランの合弁会社であるAddUp社製の金属積層造形装置(金属3D プリンター)2 台を設置した最新設備となっている。

「ミシュランAMアトリエ」の内部
今後、革新的なイノベーションをけん引する創造的拠点として、群馬積層造形プラットフォーム(GAM)や産官学と連携し、群馬県から次世代に波及するサービス・ソリューションを展開していく。
日本ミシュランタイヤと群馬県下の有志企業は2021年7月、次世代イノベーションを担うオープンプラットフォームとなるGAMを立ち上げ、AM技術の教育プログラムを実施するなど技術者の育成を進めてきた。同施設の開所により、GAM参加企業は金属積層造形の試作を実際に行うことができるようになる。
AM技術の実用化のためのコンサルテーション、メンバーサロンの開催、共同研究開発、メンバーサロンで培った知見の共有などを通じ、GAM参加企業をさらに増やしながら、金属積層造形という新しい技術の開拓・深耕を図る。
また、日本ミシュランタイヤは、同施設において、群馬県をはじめとした行政との連携や大学やコミュニティに対する教育プログラムの提供など、AM技術に関する次世代への啓蒙・普及活動にも取り組んでいく。
※「積層造形」=立体物を輪切りにした断面データをもとに、樹脂・粉体などの薄い層を積み重ねて立体物を製作する技術。3Dプリンティング、付加製造、AMとも呼ばれ、複雑な形状が自由に成形可能となることから、航空宇宙産業・自動車・医療分野などに幅広く適用される。金属積層造形のビジネス展開は、欧米ではすでに広く始まっており、ミシュランもその一翼を担っている。
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