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決算トーク

住友ゴム工業山本社長「回復早い高機能タイヤ」

タイヤ 2021-02-17

「世界のタイヤ総需要の落ち込み対して、当社の販売は市場需要予測よりも早く回復する見通しだ。なかでもSUVタイヤを中心とした高機能タイヤの回復は早いと見込んでいる」と2月9日、オンラインで開催された決算説明会で山本悟住友ゴム工業社長は語った。

山本社長



 2020年の世界のタイヤ総需要は、新型コロナウイルスの影響で大きく落ち込み、2019年比86%の約16億本となり、2019年水準まで回復するのは2022年頃と予想されている。

 山本社長は、「2019年を100とした場合、2020年の世界のタイヤ総需要が86だったのに対して、当社はそれを若干上回る88となり、なかでも高機能タイヤは93と回復は早かった。2021年は、世界のタイヤ総需要予想が2020年比9%増の95なのに対して、当社の販売は同11%増の97を見込んでおり、高機能タイヤは同22%増の113を見込んでいる」と語った。

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