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デンソー、日本精工、ロームと共同で

ブリヂストン、電動モビリティに関する社会連携講座を東京大学大学院に設置

タイヤ 2020-12-17

 ブリヂストンは、東京大学大学院新領域創成科学研究科、デンソー、日本精工、ロームと共同で「SDGsを実現するモビリティ技術のオープンイノベーション」社会連携講座(※)を設置した。

 設置期間は2020年12月1日~2024年3月31日(3年4カ月)。モビリティの電動化を支える技術の研究開発や省資源で、より持続可能にする技術の研究開発、またオープンイノベーションとして成果の一部を開放する仕組みの試行を実施。同講座が提案するシステムや制御技術の実用化に向けて、2025年以降の実証実験フェーズへの移行を目指す。

 同講座は東京大学大学院新領域創成科学研究科に設置し、藤本博志准教授を含む2人体制で実施する。第3世代走行中ワイヤレス給電インホイールモータを発展させた新たな走行中給電システムの開発をはじめとした、新しいモビリティ技術開発を意欲的に進めていく。

 モビリティは電気工学、電子工学、機械工学、材料工学等様々な分野の知識を駆使して開発されている。同講座でも従来の単一の学術領域での問題解決にとらわれず、複数の学術領域にわたるモビリティ研究を4社と共同で進めていく。

 ※社会連携講座=公共性の高い共通の課題について、共同して研究を実施しようとする民間等外部の機関(国立研究開発法人を除く)から受け入れる経費等を活用して、学部や研究科などの教育研究を行う機関に設置される講座をいう。

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