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義足ソールと電動クロスバイクが選出

ブリヂストングループ、2020年度グッドデザイン賞を2商品で受賞

タイヤ 2020-10-08

 ブリヂストンおよびブリヂストンサイクルは10月2日、アスリート向け「義足ソール」と電動クロスバイク「TB1e」の2商品が、日本デザイン振興会の主催する2020年度グッドデザイン賞を受賞したと発表した。

「義足ソール」


 今回受賞したアスリート向け「義足ソール」はパラトライアスロンの選手用に開発された。タイヤ開発で培った技術を基に、濡れた路面や石畳等どんな路面でも転倒の不安なく全力で走ることが可能なグリップ性能と、練習から試合へと長く使える耐摩耗性能を兼ね備えたゴムソールを実現している。

「TB1e」


 電動クロスバイク「TB1e」は、クロスバイクが持つ走りの楽しさと、同社独自の”走りながら自動充電機能”などを搭載し日常での実用性を兼ね備えている。通常のスポーツ自転車では標準装備されることの少ない鍵やドロヨケ、スタンドといったパーツも標準装備し、日常の実用性を確保しながらも、スポーティなスタイルや、V型ブレーキ・外装変速機を搭載しクロスバイクが持つ走りの楽しさも兼ね備えた、より快適な通勤スタイルを提案する。

 受賞については「義足ソール」は同社の技術が多くの記録更新に貢献し、また一般社会で活躍する障がい者の生活を支えていく発展性を帯びている点が、「TB1e」はコロナ禍で通勤・通学・買物での自転車利用が大きく見直されている中、実用性とスタイルを両立させ、ママチャリには見えないスポーティなスタイルを実現した点が評価された。

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