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サービスとしての有効性など検証

住友ゴム工業、空気圧管理ソリューションサービスの実証実験開始

タイヤ 2020-10-06


 住友ゴム工業は、タイヤの空気圧や温度をリモート監視することができる空気圧管理ソリューションサービスの実証実験を開始した。新出光およびそのグループ会社であるイデックスオート・ジャパン、提携先のトライポッドワークス、販売子会社のダンロップタイヤ九州と協業で行う。期間は2020年9月から2021年8月末までの1年間。実証実験により、安全運転をサポートするサービスとしての有効性、メンテナンス時間短縮、作業負荷軽減、作業ミス防止等の具体的な効果を検証し、安全性、経済性の向上に貢献するビジネスモデル構築を図っていく。

 新出光の車両リース事業である「ラクのり」の車両30台およびイデックスオート・ジャパンのレンタカー事業である「Budgetレンタカー」の車両500台に対し、タイヤの空気圧や温度をリモート監視できるサービスを福岡県、宮崎県、鹿児島県で行い、その効果を検証する。タイヤに装着したTPMS(Tire Pressure Monitoring System:タイヤ空気圧監視システム)で得た情報はクラウドを通じて確認でき、メンテナンス作業の負荷を軽減するだけでなく、適正な空気圧維持によって走行時の燃費向上につながるなど、安全・安心な走行に貢献する。また、「ラクのり」契約者には、最新の測定値を「ラクのり お客さま専用マイページ」で閲覧できるようにすることで、サービス全体の質と利便性の向上を検証していく。

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