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【特集】リトレッド(更生)タイヤ

住友ゴム工業、委託システムを推進

タイヤ 2016-09-26

 住友ゴム工業の国内リトレッドタイヤ事業は、グループのダンロップリトレッドサービス(本社・兵庫県小野市)が製造・販売を行っている。

 ダンロップリトレッドサービスの操業は1972年で、40年以上の歴史を持つ。本社のある小野工場と北海道工場(江別市)の2工場で、リモールド方式でリトレッドタイヤを生産。新品タイヤと同様に全国のダンロップタイヤ各販売会社を通じて運送会社などのユーザーに販売している。

 事業の要となる台タイヤ確保は、ユーザーが使用したタイヤを回収し、リトレッドタイヤに加工する委託更生システムを推進している。

 同社では、リトレッドタイヤは一度使用したタイヤを再利用するため、必要な資源を68%削減することができ、CO2の発生を新品タイヤ製造時の50%以下にできるため、省資源で環境にやさしい商品であることを、操業時から積極的にアピールしている。

 今期の足元の状況は、流通業界の不振を受けた新品タイヤ需要の低迷もあり、上期は苦戦したが、下期に期待している。今後の需要環境見通しについては、経済性や環境負担軽減といった面から、今後もリトレッドタイヤの市場は堅調に推移すると見込んでいる。

 課題については、良質で安定的な台タイヤの回収があげられるが、そのために委託更生システムを推進し、台タイヤの確保に力を入れている。

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