【特集】リトレッド(更生)タイヤ
ヨコハマタイヤリトレッド峯尾和之社長に聞く
タイヤ 2016-09-26
横浜ゴムグループのヨコハマタイヤリトレッド(YTR、本社・尾道市)の峯尾和之社長にリトレッドタイヤ市場の動向と見通し、YTRの生産状況などを聞いた。峯尾社長は「リトレッドを訴求していくことはメーカーの責務」と、次のように話す。
■15年のリトレッド市場を振り返って
トラック・バス用(TB)の更生(リトレッド)タイヤの出荷量は、当社も会員となっている更生タイヤ全国協議会の統計では、15年は11年ぶりに前年割れとなった。その一番の要因は暖冬で、降雪が少なかったことが挙げられる。
例年、お盆過ぎに各地域の販社から冬の販売予測が提出され、それに基づき生産計画を立てるが、昨年は予測がはずれてしまった。
通常なら10月後半から冬タイヤの履き替え需要が活発になるが、昨年は降雪が少なく、履き替えを先延ばしするお客様が多かったためか、それが冬タイヤの販売にも影響を与えた。市場全体がそのような状況にあったため、当社も15年下期は苦戦した。
■16年の状況
当社の状況をみると、上期(1―6月)は厳しい状況が続いた。15年下期の厳しい状況を引きずったため、操業を調整しながら在庫を増やさないことに注力した。
下期に入った現在、お盆明け後の各販社からの販売予測に基づく生産量が固まってきたが、前年並みの量を確保可能と判断し、販売に心配をかけることのないように生産準備している。
■現状の生産能力
当社は本社のある尾道と埼玉、名古屋、北海道の4事業所(工場)で生産対応している。合計の生産能力は年間15万本で、うち主力の尾道が約4割を占める。今年もこの体制に変わりはない。
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