独・ランクセスは、難燃可塑剤ブランド「ディスフラモール」に、トリフェニルホスフェート(TPP)の含有量を0.1%未満に抑えた次世代の新製品シリーズ「ディスフラモール アドバンス」を追加した。

 多様な用途に対応する同シリーズは、必要な性能基準を満たしながら、ますます複雑化する規制環境や新たなコンプライアンス要件に対応できるよう設計されている。

 「ディスフラモール アドバンス」シリーズは、TPP含有量が極めて低いことに加え、高い難燃性と優れた発煙抑制性能を備えている。また、その特性により、配合時に用いる三酸化アンチモン(ATO)の使用量削減または不使用を可能にし、加工効率の向上にも貢献する。

 極性ポリマーシステム向け難燃可塑剤新製品シリーズの第一弾製品は、「ディスフラモール アドバンス OT」。同製品は、極性ポリマーシステム向けに設計されている。

 主な用途は、床材、ターポリン、合成皮革に使用される軟質ポリ塩化ビニル(PVC)、断熱フォーム、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、合成ゴム、セルロースエステルとなっている。

 「ディスフラモール アドバンス OT」は、変化する市場や規制、持続可能性のニーズに対応するために開発。TPP含有量を極めて低く抑えるとともに、顧客がディスフラモールブランドに期待する難燃性、可塑性、発煙抑制性能を兼ね備えている。

 さらに、再生可能エネルギーと再生可能原材料の使用により、従来の代替製品と比較してカーボンフットプリントを最大40%削減できる。

 「ディスフラモール アドバンス OT」は、すでに販売を開始しており、今後も、変化する顧客や市場、規制の要件に対応するため、同製品シリーズを拡充し、新たなソリューションを追加する予定となっている。