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2026年3月期業績

不二ラテックス、医療機器事業は減収も大幅増益に

決算 New! 2026-05-15

 不二ラテックスの2026年3月期業績は、売上高が67億9,800万円で前期比5.6%減、営業利益が4億1,500万円で同99.4%増、経常利益が3億3,700万円で同97.6%増、純利益が6,300万円で同78.7%減だった。

 セグメント別にみると、医療機器事業は、売上高が21億2,700万円で同15.8%減、営業利益が5,900万円で同682.6%増。

 コンドームの製造停止に伴い、前年までのコンドームの売上高が減少。ヘルスケア商品群は検査薬を中心に売り上げが好調に推移したものの、一部の値上げ品に対する駆け込み需要の反動減もあり、メディカル製品と併せた医療機器事業の売上高は前期比で減収となった。また、利益面では減収に伴う減益要因に対して、ヘルスケア部門の工場移転による生産コスト構造の変更などに伴う費用低下要因が上回ったため増益となった。

 精密機器事業は、売上高が44億100万円で同8.1%増、営業利益が10億2,100万円で同43.9%増。

 精密機器事業は市場の回復に伴い受注残が堅調に推移し、一部海外市場向けで減速感が顕在化したものの、事業全体として売り上げは好調に推移した。利益面では、増収に伴う増益要因に加えて、労務費の上昇や部材などのコスト上昇を生産の合理化と販売価格の適正化で吸収したことによる原価低減効果により増益となった。

 SP事業は、売上高が8,600万円で同77.7%減、営業損失が5,100万円(前期は2,200万円の損失)。フィルムバルーンを中心とした売り上げが低調に推移したことや、品質改善を目的とした返品の発生などにより減収減益となった。

 食品容器事業は、売上高が1億8,200万円で同14.0%減、営業損失が1億1,800万円(同3,100万円の損失)。一部の主力取引先への販売が低調に推移したほか、新たなビジネスの収益化が遅れていることもあり減収。また、減収および新生産設備稼働と工場移転の遅れに伴う生産効率性の低下などの影響で減益となった。

 2027年3月期通期業績は、売上高75億円で前期比10.3%増、営業利益4億8,000万円で同15.4%増、経常利益3億8,300万円で同13.4%増、純利益2億8,700万円で同351.0%増を見込んでいる。

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