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2025年3月期第3四半期業績

旭化成、環境ソリューション事業は増収大幅増益に

決算 2025-02-05

 旭化成の2025年3月期第3四半期(2024年4~12月)業績は、売上高が2兆2,592億5,200万円で前年同期比9.5%増、営業利益が1,643億8,900万円で同66.9%増、経常利益が1,532億8,600万円で同69.4%増、純利益が984億7,500万円で同68.1%増。ヘルスケア、住宅、マテリアルの全セグメントが増収増益となったことで、全社業績も増収、大幅増益となった。

 セグメント別のうち、マテリアルは売上高が1兆236億円で同9.0%増、営業利益が694億円で同125.6%増。マテリアルの中で、合成ゴムやエラストマーを含む環境ソリューション事業は売上高が4,094億円で同9.8%増、営業利益が196億円(前年同期は6億円の利益)だった。

通期業績予想を修正

 同社は2025年3月期通期業績予想を修正した。売上高は若干の減少を見込むが、営業利益は事業環境が引き続き堅調に推移するとして前回予想を上回る見込み。

 ■2025年3月期通期業績予想
 ◇売上高=3兆440億円(前回予想3兆710億円、増減率0.9%減)◇営業利益=2,000億円(同1,950億円、同2.6%増)◇純利益=1,100億円(前回予想と変わらず)

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