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2025年3月期第2四半期業績

朝日ラバー、医療・衛生用ゴム事業は増収増益

決算 2024-11-08

 朝日ラバーの2025年3月期第2四半期(2024年4~9月)業績は、売上高が36億9,400万円で前年同期比10.0%増、営業損失が4,800万円(前年同期は1,100万円の利益)、経常損失が5,700万円(同3,500万円の利益)、純損失が8,600万円(同5,500万円の利益)だった。

 セグメント別にみると、工業用ゴム事業は売上高が28億5,700万円で同9.0%増、営業利益が1,900万円で同77.5%減。

 自動車向け製品の受注は、自動車内装照明用のASA COLOR LEDの受注は減少したものの、スイッチ用ゴム製品の受注が増加。また、卓球ラケット用ラバーの受注は引き続き好調に推移した。一方で、自動認識機器に使用されるRFIDタグ用ゴム製品の受注は、前期から引き続き事業環境の影響を受け低迷した。また、機能性ゴム製品の開発製品の立上げに関するコスト、生産性合理化に繋がる設備投資に係るコストが利益を圧迫した。

 医療・衛生用ゴム事業は売上高が8億3,600万円で同13.5%増、営業利益が7,000万円で同28.7%増。

 プレフィルドシリンジガスケット製品は、顧客の生産調整等の影響により受注が減少したが、診断・治療向けの採血用・薬液混注用ゴム栓や医療用逆止弁、医療シミュレータの受注が増加した。

 2025年3月期通期業績は、売上高73億6,300万円で前期比2.5%増、営業利益3,600万円で同77.0%減、経常利益2,800万円で同85.6%減、純利益1,000万円で同92.5%減を見込んでいる。

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