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2025年3月期第2四半期業績

フコク、防振事業は増収増益、ホース事業は減収増益

決算 2024-11-06

 フコクの2025年3月期第2四半期(2024年4~9月)業績は、売上高が445億8,500万円で前年同期比3.8%増、営業利益が20億6,000万円で同94.5%増、経常利益が22億2,100万円で同59.8%増、純利益が15億4,200万円で同47.2%増だった。

 セグメント別にみると、機能品事業は売上高が198億6,700万円で同7.8%増、営業利益が23億9,100万円で同44.3%増。自動車メーカーの生産復調および為替換算の影響で増収。合理化効果や原材料価格などの上昇を売価に反映したことで増益となった。

 防振事業は売上高が195億1,100万円で同5.9%増、営業利益が13億2,400万円で同53.7%増。インド、米国での需要増加および為替換算の影響で増収。合理化効果や金具鋼材費の上昇を売価に反映したことで増益となった。

 ライフサイエンス事業は売上高が4億7,800万円で同20.5%増、営業利益が1億1,600万円で同39.2%増。好調な受注により増収増益となった。

 金属加工事業は売上高が26億9,900万円で同22.8%減、営業損失が0百万円(前年同期は3,300万円の利益)。現在、採算性向上のため非採算部品の事業縮小を進めているため減収。合理化効果に加え、金具鋼材費の上昇を売価に反映したものの減益となった。

 ホース事業は売上高が24億400万円で同8.7%減、営業利益が8,000万円(同300万円の利益)。東南アジアなどでの需要減少で減収。合理化効果や原材料価格等の上昇を売価に反映したことで増益となった。

 2025年3月期通期業績は、売上高930億円で前期比4.7%増、営業利益48億円で同31.6%増、経常利益48億円で同17.2%増、純利益37億5,000万円で同22.9%増を見込んでいる。

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