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2024年3月期第1四半期業績

三井化学、国内のEPTはまずまず

決算 2023-08-08

 三井化学の2024年3月期第1四半期(4~6月)業績(IFRS)は、売上収益が4,079億2,500万円で前年同期比14.3%減、コア営業利益が209億2,600万円で同53.1%減、純利益が95億9,100万円で同65.7%減だった。

 モビリティソリューションは、売上収益が1,273億6,800万円で同5.6%増、コア営業利益が123億2,000万円で同30.2%増。EPTに関しては「国内では高付加価値品を、中国では汎用品を生産しているが、動きが双方で大きく異なっている。中国は、自動車関係はそこそこの動きだが、インフラ関係の動きが非常に悪い。市況は悪く、需給環境はまだまだ。一方の国内は特殊品が多いため、まずますの状況」(三井化学)としている。

 同社は未定としていた第2四半期業績予想および通期業績予想の修正を発表した。

 ■2024年3月期第2四半期業績予想
 ◇売上収益=8,700億円◇コア営業利益=460億円◇純利益=230億円

 ■2024年3月期通期業績予想
 ◇売上収益=1兆8,500億円(前回予想1兆9,000億円、増減率2.6%減)◇コア営業利益=1,250億円(同1,500億円、同16.7%減)◇純利益=840億円(同1,000億円、同16.0%減)

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