2023年3月期第3四半期業績
フコク、防振事業は大幅増収増益
決算 2023-02-03
フコクの2023年3月期第3四半期(4~12月)業績は、売上高が606億2,200万円で前年同期比12.0%増、営業利益が13億3,400万円で同26.2%減、経常利益が24億9,300万円で同0.2%増、四半期純利益が19億1,100万円で同1.9%増だった。
セグメント別でみると、機能品事業は売上高が248億4,500万円で同2.9%増、営業利益が19億300万円で同23.8%減。 自動車メーカーの生産調整による操業度低下があったものの、為替換算の影響により増収。営業利益は原材料価格の上昇と輸送費の高騰で減益となった。
防振事業は売上高が253億3,300万円で同21.0%増、営業利益が10億1,700万円で同14.4%増。建設機械向けの受注好調と電気自動車向け新製品の販売に、為替換算の影響が加わり増収増益となった。
金属加工事業は売上高が46億9,100万円で同17.8%増、営業損失が800万円(前年同期は1億5,400万円の損失)。建設機械向けの受注好調で増収となり、営業利益も合理化効果と金具鋼材費の上昇を売価に反映したことで赤字幅が大きく縮小した。
ホース事業は売上高が37億5,800万円で同12.8%増、営業利益が1億1,400万円で同10.7%減。受注が回復基調で増収となったが、原材料価格の上昇により減益となった。
産業機器事業は売上高が25億3,100万円で同13.1%増、営業利益が4億7,700万円で同14.6 %増。売上高回復に伴う操業度が改善したことが寄与した。
通期業績予想を修正
同社は2023年3月期通期業績予想の修正を発表した。為替の影響で売上高は増加したが、半導体不足による自動車の生産調整や2022年12月の中国における新型コロナの感染爆発による操業度の低下。また、資源価格高騰による原材料費や運送費、燃料費の上昇等により、損益に大きな影響を受けたことを考慮した。
■2023年3月期通期業績予想
◇売上高=800億円(前回予想770億円、増減率3.9%増)◇営業利益=19億円(同37億円、同48.6%減)◇経常利益=31億円(同38億円、同18.4%減)◇純利益=21億円(同27億円、同22.2%減)
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